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アトリウム

建物内部の吹き抜けの空間のことで、マンションのエントランスなどに配置されるガラス屋根のついた吹き抜けの空間のことをさす。

アトリウムはギリシャ神話では、神様の宮殿の中央部にある水盤のある中庭のことをさしている。また、「アトリエ」の語源ともいわれている。古代ローマ建築では中上流階級の住宅建築であるドムスの設計では、中庭部分は天井が空いており、その部分に水盤を配置し、そこに雨水をためていた。そして、その周りに寝室などを配置、外向けの窓などは配置しないことで、家の外の危険から内部を守る意味もあった。そのため、外への窓はいっさいなく、窓は内側のみとなっていた。内側の窓から見える景色は、他の部屋の壁や床しかなくなるが、壁や床には絵やモザイクで細やかな装飾がされてあった。さらに、庭などに彫刻や噴水がおかれることもあった。
現代のギリシャ語では「明るい」という意味であるが、これは、古代ローマ時代中庭が明かり取りの役割ももっていた事と関係とあると言われている。

現代の複合オフィスビルなどでは一階に吹き抜け部分があり、天井がガラス屋根になっている事が多く、その部分のことをさす。水盤はない事も多いが、一般的にはその場所はオフィステナントが共用で使えるイベント会場になっていることも多い。

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