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別名「スマートビル」や「高度情報化ビル」とも呼ばれ、高度なITに対応する環境や電話回線のような配線をすでに完備していて、最先端のビルオートメーション機能などが備わったオフィスビルのこと。
インテリジェントビルの場合、一般のオフィスビルのように給湯室やお手洗いのような機能、空調、電気などのインフラだけでなく、あらかじめ電話回線、PBX、インターネット回線、LANなどの敷設、防犯などの機能などが準備されている。ビルやフロアへの入出管理もセキュリティーのためゲートなどでカード管理されている事も多い。オフィスオートメーションやテレコミュニケーションに対応できることが共通の認識だが、どの程度まで対応しているかはビルごとによって差がある。 情報化をビル単位ですることで、省エネ、省コストにつながるといわれている。
情報セキュリティーの観点から独自のネットワークセキュリティーに関するポリシーが必要となる昨今、インテリジェントビルの情報管理の上での企業ごとのセキュリティーポリシーに対する柔軟な対応や、部屋への出入りに関するチェックへの管理など、よりきめ細やかな総合管理のニーズが高まっている。アメリカで1984年に建設されたのがはじまり。