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セメント、水、砂や砂利などの骨材、混和材量を混合して練り混ぜたもの。セメントと水との水和反応によって頑丈な硬化体となる。
製法や成形が簡単であること、圧縮強度や耐久性に優れ、鋼材の防錆効果が高いこと、安価であることから、基幹構造材料として広く使用されている。
欠点としては、重い、引張力に弱い、乾燥によるひび割れや収縮が起きやすいといったものが挙げられる。そのため、コンクリートの中に鉄筋を入れた鉄筋コンクリートとして使用されることが多い。
コンクリートの強度は水とセメントを混ぜる割合(水セメント比)で決まる。セメントに対して水の割合をある程度まで減らすことで、コンクートの強度を高めることができる。
例えば、化学混和剤を用いることとで水分を減らし、高い強度を得る高強度コンクリートがある。その他にも、軽量コンクリート、水密コンクリート、高流動コンクリートなど、多種多様であり様々な用途で使い分けされる。