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モジュール

建築物の組み立てや設計の時に用いられる基本的な寸法のこと。
日本の建築においての「尺モジュール」や、西欧の「インチモジュール」、「メーターモジュール」などがその主な例として挙げられる。以前は基本的な寸法を910cmの尺モジュールとすることが多かったが、現在では大手ハウスメーカーの多くが1mを基本寸法とする新しいメーターモジュールを採用しつつある。

こうなった理由としては、住宅の洋式化が進んだことや、近年の建材の画一的な生産供給を目指す体制などが挙げられる。また、高齢化社会に向けたバリアフリーデザインに有効として、廊下を車椅子の通れる幅にする為の、メーターモジュールの採用がマンションなどでも進んできているが、人によっては、実際には測る尺度の違いでしかないので広さにはあまり関係はないのではないかという意見も見受けられる。

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