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リシン仕上げ

セメントモルタルに大理石の細かい砕石、合成樹脂、顔料などを加えた塗り材で仕上げること。
大理石以外にも御影石、蛇紋石、寒水石などの天然石が使用されることもある。材料を吹き付けまたはかき捨てとして仕上げられる。

吹き付けの場合、セメントモルタルを壁に塗った上からリシンをスプレーガンで吹き付けることによって、きめ細かな仕上げが出来る塗装後の亀裂やひび割れに対処するには、弾性リシンを使用する。また、吹き付けた後にローラーなどで模様を付けて差別化を図れたりもする。

リシンをかき落とす場合は、完全に固まる前に櫛状の金具やワイヤーブラシなどで表面の一部を引っ掻いて落とし、表面を荒く仕上げることが出来る。このことを、リシンかき落とし仕上げともいう。コスト面や表情のバリエーションなどに優れた仕上げと言える。

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