賃貸のタウンハウジング > 用語集 > 鉄骨造
建築物の骨組みとして、形鋼、鋼板、鋼管などの鋼材を組んでつくる構造のこと。
鉄骨造は大きく3つに区別され、ブレース構造、ラーメン構造、トラス構造がある。また、ラーメン構造、トラス構造には、厚さ6mm以上の鋼材である重量鉄骨、ブレース構造には、厚さ6mm未満の鋼材である軽量鉄骨が使用される。
鉄骨は木材に比べ強度が高く、鉄筋コンクリートに比べ単位重量が軽いことから長い梁に利用でき、柱の間を広く取ることができ、また本数も少なく済む。
また、強度、耐久性耐震性に優れているなど、様々なメリットがある。その一方で、誤解されやすいが、鉄自体は耐火性が低い。そのため耐火被覆が施される。
鉄骨造は、一般的に大型の工場やオフィスビルでよく用いられ、また超高層マンションで採用されるケースもある。だだし、遮音性などは鉄筋コンクリート造のほうに分があるため、マンション全般としてみるとあまり用いられていない。鉄骨(Steel)造を略して「S造」と言われることも多い。